「指揮官」 - WOLF MANSION 役職解説-
親記事:
指揮官
村人陣営
占い/霊能結果による判定:人間
マタギの狩猟判定:人間
発言によるCOや結果発表:×(※能力を行使すると、実質の指揮官or煽動者CO状態にはなる)
初心者向け度:×
一字略称:指
2日目以降毎日、日中に一度だけ生存者を選んで指を差し、「(指揮官名)は、(対象)を指差した。」と全員に知らせることができます。
……ルールページにはこう書かれているだけの、一見何に使えばよいか分からない初見殺しの説明文を持つ、村人陣営の役職。
これ、一体何に使う能力なんですか?
この役職を初めて知ったプレイヤーには、「この指揮官という役職が何を行う役職なのかよくわからない」、それが大抵のリアクションだ。
…ここでマンションの特性を思い出してほしい。
このゲーム、公開発言では口頭における意見交換が何一つできない。そのため、
Aさん「ダミーを襲撃した狼が導師報告だとまだ吊れてないな、今日はその容疑者のXさんに投票しよう」
Bさん「うーん、確定狼がいないから間違えて村吊りしたくないなぁ、明らかに狂人っぽい票を投げてるYさんに投票しよう」
Cさん「昨日に賢者を襲撃した狼は誰だろう、位置からしてZさんが怪しいのでZさんに投票しよう」
…というようにしてたとえその推理が合っていても各々の吊り方針が異なることで票が分散しがちであり、そのため人外のパワープレイが本家の人狼ゲームより通りやすいのである。
そこで重宝されるのがこの指揮官の指差しだ。
指揮官の能力行使は公開発言ではなくシステムメッセージに残る。
これを利用して「公開発言による投票先の誘導行為の禁止」ルールに抵触することなく、実質の吊り希望を指揮官は村に提出できるのだ。
そこで指揮官のQさんがたとえば指さしを使い
『Qさんは、Zさんを指差した。』
とその能力を発動すると
Aさん「なるほど、Zさんは確かに投票が村人陣営ではなさそう、狼じゃないにしても吊りたいかも」
Bさん「やったー!ちょうどそこ吊りたかったんだよね!確実に人外に縄使っておこうぜ!」
…というように、それに賛同した村人仲間の票がひとつにまとまれるという、そんな用途として、指揮官の指差しは使用されている。
すなわち指揮官とは、実質「口頭でのやりとりができない足音村において、その日の投票先の誘導が出来る、村人のまとめ役」なのである。
なお、似た性能を持つ役職に「煽動者」が存在する。
ただしこちらは同じ指差しシステムメッセージが表示される能力持ちといえど「人狼陣営」の役職であり、更に人狼が誰かを知っているのが要注意ポイントだ。
両者が揃った村に来た場合は、どの陣営であろうと、その指差し能力を発動した役職が「指揮官」なのか「煽動者」なのか見極めることが鍵になるだろう。
ほかに、指揮官と類似性能の村人陣営役職としては「不止者」という役職も存在する。
(「不止者」は自身の死亡時に指差しが発動できる、「パン屋」と「指揮官」を混ぜたような能力の役職である。)
「指揮官」のCOタイミング
指揮官は日中のタイミングで任意に「指差し」が即座に可能だ。
つまりこの能力行使そのものが「指揮官(or煽動者)CO」になる。
そのため、その日の足音結果などを見てから、自身が人狼候補として疑われるという位置に来たときにCOで構わない。
指揮官が本領発揮するのは「投票や足音結果」「導師および探偵情報」そして「村人の人数が減ってきた以降でPPに対抗するタイミング」という、それなりの情報が集まってからの中盤から終盤にかけてなので、なるべくなら狩人の護衛先候補をぶらさないためにも序盤は潜伏しておきたいところ。
(編成によって「煽動者」が自分より先に出てきたときは対抗COするというのも選択肢にはある。)
なお、「指差し」の能力発動コマンドボタンは投票ボタンと見た目が似ており、一度指差しを発動するとそれを取り消すことは出来ない。
(これは煽動者とも共通している)
確認ボタンも無いので、投票の仮セットとくれぐれも間違えないようにしよう。
指揮官コマンドの貴重なスクショが残っていたよ 票セットと間違えそうになるので、指差す前に指差し確認してね… pic.twitter.com/JLypzvDHSe
— 梅干 (@ume_shita) October 22, 2021
※この画像は2021年10月時点のものです。
WOLF MANSIONのサイトのレイアウトに変更があった際にはこのままの画面では無いかも知れないのでご注意ください。
指揮官と同村したとき
指揮官は、自身が指揮官という以外の情報を持たない役職だ。
そのため導師や探偵によるCOは、指揮官にとっては推理情報を得るのに生命線となる。
特に導師が潜伏しすぎていると狼が吊れたかが全く分からず、「自身がSG位置に来てCOしたいのに、どこを、何陣営狙いを吊っていいかわからない」と指揮官自身のCOを悩ませることもある。
「導師」や「探偵」は、指揮官がいる場合は潜伏のしすぎにも要注意だ。
なお君が人外陣営にいるときはもちろん、村陣営にいる時は、指揮官が指をさしたからといって必ずしもそれに従わねばならないわけではない。
そもそも指揮官自身は導師や探偵といった役職のCOをもらえないと推理情報を得られぬ役職である。
そのため本人は最も推理情報が乏しく、また一人きりでルールの仕様誤認があっても指摘してくれる人もいないことから、指揮官は「最も誤りやすい」席でもある。
その指揮官の推理だって、間違っている恐れは大いにある。
指揮官の指さした先はあくまで「この日に票の集まりが見込める位置」にすぎない。
むしろ灰の中にいる君の方が指揮官よりも多くの推理情報を持っているはずだ。
従うべきか、敢えて無視するか、そこの選択権は君にある。
上記の例で言うと、
Cさん「えーっ!? 指揮官は狂人系狙いで吊りたいの? やだよー 狼狙いたいよ~!」
…などという場合と同じように、指揮官の指した位置以外で、君がもっと他に吊りたい場所があるなら君はそこを投票で意思表示したって構わないのだ。
更に言っておくと、編成に「執行人」を含んでいる場合、執行人の生存中はその執行人の人数に応じてその日の処刑人数が2人以上に増えてしまう。
もちろん指揮官が一日に指せる人物はひとりのみなので、その場合は次点の吊り対象狙いでその他怪しい人物に投票することも選択肢になってくるだろう。
指揮官が指をさすべき人物・指さないほうがよい人物
指揮官が指をさすべきなのはもちろん、「灰の中の疑わしい人物」である。
導師や探偵が出てきた際に注目して!の意味で指す必要は全くない。(むしろそんなことをすると君の勝利陣営が変わったのかと君が疑われる恐れがある。)
市長や弁護士、防音者など特定できた役職があればそれらも除外し、普段通りに推理して、足音からして人狼が疑われる人物や、投票に気になる点がある人物などを指そう。
ただし、一番の要注意として、同じ編成に含まれており、君目線で役職が確定している「煽動者」は指すべきではない。
なぜなら君の目線から相手の煽動者が確定していても、村人仲間目線ではどちらが推測はついても確定情報とはならず、どちらが指揮官でどちらが煽動者か判別はできないからである。(賢者などによる告発票があれば話はまた別だが)
おまけに導師が生きているなら、「煽動者か指揮官かのどちらかが確定している人物」よりも、「灰の中の素性が全く分からぬ人間」を吊って役職を知りたいという側面も村人は持っている。
そのため対抗の煽動者を指さしたところで、ほとんどの場合、村人はその指差しに乗ってくれない。
君が村人陣営であり続ける限り、君は人狼から敵視され、いずれ襲撃されることが容易に想定される確定白の身だ。村人目線で言えば、たとえどちらかが煽動者であろうと、「指差し役職のどちらか片方が倒れるまで、もう片方も吊る必要はない」椅子なのである。
残った煽動者目をどうするかは村の皆がそこから判断してくれるだろう。
「指揮官を引いてしまった…どうしよう…」というあなたに。
指揮官はその性能から、かなりの人外キラーである。
口頭でのやりとりができないマンション人狼において、その「陣営所属の人数」が一番の長所たる村陣営の強みを最大限に発揮できる「指差し」の集票能力の強さは、言うに及ばないだろう。
ところが指揮官本人は、単なる「確定白」にすぎず、本人は配役された瞬間は「自分が指揮官だ」ということ以外の灰の情報をなにひとつ持たない。
そのため、指さしを行使した以降は実質見学席と同じ視界であり、導師報告が来なければその日吊ったのが何者かも分からない、あまりにも推理情報が乏しい席なのである。
この「推理をするには最も難易度が高い席なのに、村の吊り方針を決めなければならない」という指揮官の役職はかなりのプレッシャーを受けやすいことから、一部のプレイヤーの間では「指揮官だけは死んでもやりたくない」と評判すらあるほど。
…ただ、これは指揮官経験者である筆者からの個人的なメッセージですが、「指揮官、そう難しく捉えなくて良い」。
指差しは確かに村の運命を大いに左右するほどの能力を持つ大事な役目だ。
また性質上、指揮官はかなりの大規模人数村でしかお目にかかれないため、そのぶん複雑で難易度が高い盤面にも直面しやすい。
けれど怖がることはない。
君がこの村で最も視界の悪い席にいることは、村のみんながよく知っている。
何も君が吊れば良いのは狼だけじゃない。編成によっては恋人陣営だって、妖狐陣営だっているだろう。
確率で言えば、それらに当たる確率だって、たとえ適当に指さしてもまあまあある。
縄に余裕がある状況なら、狂人系の役職だって吊る候補だ。(むしろ狂人系投票を繰り返す人間を躊躇わずに吊ろうとすることは、煽動者には狼を吊らずとも陣営の仲間を削る行為になりかねず、安易に手を出しづらい行為でもあるだろう)
自殺票を繰り返す灰の人物がいるのなら、たとえそれがウッカリな村人陣営の可能性があっても早めに吊って導師情報に晒しておくというのも手だ。
また大人数村になればなるほど、村人は「〇〇さんは投票からして狂人系役職のようだけれど、みんなは狼を吊りたいだろうし、ここに票は集まらないかも…」とそれを断念して、狼狙い投票になりがちな傾向がある。
特に被投票で本人の利になってしまう「バールのようなもの」や「怨恨者」が編成に含まれていた場合には、不審な投票をしている人物には、中途半端に票を投げることが村の重要役職ほど怖くなる。
それら狂人系役職に擬態した、狼や狐、恋人陣営など、そんな事例だって大いにありうる。
その点で指差しは、それら狂人系役職、および狂人系役職に擬態した他人外の挑発票にも臆すること無く、狂人系狙いの吊り誘導ができる「特効」を持ってるともいえる。
指揮官をやるとはいえ、君が普段やってる通りに、推理を組み立てて足音や投票から吊りたいと思ったところを指せばいい。
それだけのことだ。
……もし君の推理が誤って、村人陣営吊りになってしまってもそれを気に病む必要は全くない。
今度はそれに乗っかった人物が怪しい位置として浮上してくるだけなのだから。
村人だってバカじゃない、むしろ彼らの方が各々の役職に基づいた推理情報を持っているなど視界はいい。
君の指示に乗れないのなら、意見票を投げてくれるぞ。
…指揮官がその指差しの能力を使うということは、自身の役職候補を明かして灰を狭めることであり、それは人外の潜伏幅を多少なりとも狭めるということだ。
そして人外目線では、指揮官の指差しがあると味方が指さされた時はもちろん、他陣営が指されたときも「これに乗るべきなのか? この指差しに乗った/乗らなかった結果で自分が不審視されないか?」と思考負荷を与える利点がある。
君が指差し能力を発動した時点で、その対象が灰の中ならどこであろうと何者であろうと、充分に君は自身のやるべきことを成し遂げている。
安心して指差しを使おう。
確かに指揮官はプレッシャーも大きいが、同時にやりがいも大きい役職なのだ。
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はじめに
親記事:
この記事を最初に書いた2021年11月当時、これまでWOLF MANSIONについてのユーザーの定石やプレイング指南のようなサイトがほとんど存在せず、初心者の人が簡単にそれらにアクセスできる場があまり存在していませんでした。
ときどき初心者向けに村を建ててくれる有志の方もいますが、常にそのような村が建っているとは限らないし、やはりそれら個人の活動できる範囲は限界があります。
また、このマンション人狼も含め、人狼ゲームはよく「過去ログを読んで学べ」とは言われますが、そのようなお勧め村まとめも無く、既に2022年2月現在で300を超過した過去村のログの中から参考になるログを探してこいというのも初心者には酷な話でもあります。
…私個人はそれらのプレイングの定石を知るきっかけがないままに致命的なミスをし、「そんな情報を知る場なんてどこにもなかった…」と酷く落ち込んだ&知る場がなかったのに色々と言われて理不尽さを感じた経験があり、もう自分みたいな想いをする人は出したくないと思ってこの記事を書くに踏み切りました。
なお、予め言っておくと、私のマンション戦歴は2022年2月現在のところ10回にも満たないものです。
ですので経験値100の人に、教えられることは何もありません。むしろ教えて下さい。
ただ、経験値3の私でも経験値0の人に与えられる智恵はあるので、その経験値3を受け取って貰えれば幸いです。
なおセオリーは生き物みたいなものなので常に流動します。これ以外の新たな戦法が今後開発されるかもしれませんし、ここに書いているのは個人的な所感なので他の人から見たら「ちょっと非効率なんですけど」みたいなのもあるかもしれません。そんな風にこの記事に不満がある人は自分で新しくブログ記事書いてください。むしろ私が知りたいので。
この記事がブログという体裁を取ったのは、Wikiとかでは自身が管理しきれないことや、そもそも自分自身のプレイング経験が未熟なこともあり、そういうわけで「1個人の意見」として見て貰うために記述しています。
この記事は「村の中に解説があっても意味が無い、村の外という、誰でもアクセスしやすいところに解説の場がほしい」「世の中にマンション人狼の解説記事などが僅少だから、たとえ不完全な出来だろうとせめてそれがちょっとでも増えてくれれば」という気持ちで書き始めたのがスタート地点です。その点は予めご理解のほどよろしくお願いいたします。
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WOLF MANSION 勘違いしやすい仕様・解釈に悩みがちな仕様系まとめ
親記事:
以下は村の中でよく勘違いされがちな仕様を記述しています。初心者必見。
(※WOLF MANSIONのアップデートにより、仕様がここに記載されているものと変更されている場合があるのでご注意ください。)
(※最終更新:2022.04.14)
・その日の夜に処刑された人狼系役職が襲撃担当であっても人狼の襲撃及びその際に生じた足音はそのまま実行される。(※かなり見落とす人多いです。私もやりました)
・役職「占い師」や役職「霊能者」は、占い結果や霊能結果で対象が人狼か人間のどちらだったのかしかメッセージで確認できない。このうち一匹狼は「人狼だったようだ」と表示されるため、役職の誤認(残りの人狼系役職の人数把握誤認)に要注意。(※これもかなり見落とす人多いです。私もやりました)
・役職「一匹狼」は人狼系役職への襲撃を成功できるし、逆に人狼系役職も一匹狼への襲撃を成功できる。(両者共に襲撃耐性を持たないため)。
・その日の夜に処刑された一匹狼、或いは人狼系役職から襲撃された一匹狼による襲撃は不発に終わる。
(日付変更後の処理順にて、一匹狼の襲撃よりも先に処刑&人狼の襲撃が発生するため)
・役職「爆弾魔」は愉快犯陣営だが、役職「罠師」は村人陣営である。名称や能力が似ているので陣営誤認に要注意。
・初見の際に把握をミスしがちな美人局の能力処理タイミングについて例を挙げて再解説。
例)
1日目:美人局がAさんを対象にして能力行使をセットする。
2日目:能力行使された結果、Aさんは恋絆を得て、恋絆所持者の会話(通称:恋窓)に参加が可能。
3日目:強面の男による襲撃が発生。この日の朝にAさんは(何らかの護衛対象に選ばれていないor襲撃耐性を持たぬ役職でない限り)無惨な死体のひとつになる。
・人狼系役職は、同じく人狼系役職仲間を襲撃の対象に選択することができない。(C国狂人を襲撃対象に選ぶことは可)
・冤罪者の足音は、その夜に発生した無惨な死体(襲撃死、呪殺、爆死、罠死)が決定した後、その中からランダムに対象を選んでその日の最後に足音が発生する形となる。
つまり特例として冤罪者は爆弾魔による爆弾や罠師による罠が設置された部屋を通過してもそれが原因で死ぬことはない。
(※逆に役職「夢遊病者」は処理順を見ての通り、爆弾や罠の設置された部屋を通過するとそれらが原因で死亡する)
・夢遊病者および冤罪者は、自分の足音がどの足音かをシステムメッセージで知ることはできない。
(※直接システムメッセージで教えてもらえないというだけで、本人目線で類推はある程度はできるだろう)
・役職「夢遊病者」の出歩く部屋の終着点は、その日の夜以前に死亡済みの人物がいた部屋も選ばれることがある。
・角狼が襲撃対象に選べるのは、(対象が0人になった場合を除き)将棋の角の移動範囲同様に本人から見て45度の方向に斜めの部屋の住民のみ。斜めといっても中途半端な斜めの角度に位置する部屋(例:将棋でいう桂馬の移動できる位置の部屋等)は選べない。
なお角狼は襲撃できる対象の選択肢に制限があるというだけで、ルールページ記載の通り、襲撃の際に移動した経路の足音は普通に鳴る。
(言ってしまえば角狼含め将棋の駒名を冠した人狼系役職は、普通の「人狼」よりも襲撃先候補に制限のある下位互換性能の役職である)
・壁殴り代行や恋絆所持者、背徳者&狐憑き等の後追い死の処理は、全ての対象がいなくなるまで繰り返される。そのため全て連鎖するまでチェックが行われ、そこに役職や陣営による処理順の優先順位は存在しない。
(例)絡新婦が処刑される→絡新婦への恋絆を所持した妖狐が後追い死→妖狐系役職が0人になったため背徳者が後追い死→背徳者死亡により隣人が0人になった壁殴り代行が孤独死→壁殴り代行への恋絆を所持していたストーカーが後追い死…
…といったこれらのことが一晩ですべて一気に起こり得るのだ。
・絶対人狼の復活や蘇生系役職の能力行使処理は、日付変更後の処理順にて後追い死よりも前に行われるため、該当する恋絆や狐憑き等があれば復活or蘇生の能力行使があってもその日の晩に後追い死が即発生する。
(例:自身に恋絆を付与した泥棒猫が処刑されたので毎晩それの後追い死をする絶対人狼)
・泥棒猫の能力行使には「対象が(同棲者以外の)恋絆を所持していた時にその恋絆が消去される」の効果がおまけで付いているだけであり、対象が予め恋絆を所持していない場合でも能力行使された側は泥棒猫への恋絆を得る形となる。
(泥棒猫の能力行使メッセージは絡新婦や美人局と異なるため、能力行使された側は泥棒猫の役職を把握できる)
→仕様変更:対象が恋絆を所持していない場合には泥棒猫の「恋泥棒」での恋絆の付与は発生せず、失敗するようになりました。また失敗時の通知は対象に届きません。(2022.04.14)
・壁殴り代行の隣人が0人になったことによる後追い死(孤独死)するメッセージは専用のものであるため恋絆所持者や背徳者&狐憑きの後追い死と判別可能。↓
[06ゴ] ゴリラは、壁殴りを代行する部屋がなくなってしまい、孤独死した。
・破局者の能力行使先が恋絆を持たぬ人物であった時、能力行使された側に何一つ変化はないが破局者の能力行使のメッセージは出るため、最初から始まってもいない恋の破局を知ることができる。(つまり能力を受けた側は恋絆の所持に関わらず誰が破局者かを把握できる)
→仕様変更:対象が恋絆を持たずに破局に失敗した場合は、対象に破局の通知が発生しなくなりました。(2022.04.14)
・ババの所持者は、恋絆・狐憑き・狂気・信念のステータス変化を受けていたとしても、それらの勝利条件に関係なくゲーム終了時に必ず「敗北」となる。
・マタギが「人狼系役職」「妖狐系役職」以外を狩猟成功してしまった際の自害は、いずれの護衛能力でも防ぐことができない。
(なおマタギの自害は翌朝「無惨な死体」の一つとなり、検死官の検死結果では「襲撃死」と表示される)
・一度しか使えない能力を行使済みか否かのチェックは、キャラクターと役職が紐付けで保存される形になっている。そのため役職交換などで別の人物がその役職になってしまった場合には、既にその能力を他者が使用済みかを問わずに発動できる。
(レアケースではあるが逆に複数回の強制転生や役職交換等によって元の役職に戻ってしまったという場合は、回数制限のある能力は使用回数がリセットされることなく使用済みのものは使用済みのままである)
例)風来狩人AさんがXさんを護衛する
→その日の夜に役職「ババ」のBさんがAさんと役職を交換し、Aさんが「ババ」に、Bさんが「風来狩人」になる。
→「Aさんの風来狩人能力」と「Bさんの風来狩人能力」は別物であるため、風来狩人Bさんはこの日の晩に未護衛のXさんを護衛することも可能。
・上記に関連して、同じ護衛能力でも「壁殴り代行の護衛能力」と「風来狩人の護衛能力」も別物扱いである。(ほとんどのケースで考慮することはないが、まぁトリビアとして。)
例)
ゲーム開始2日目:壁殴り代行のAさんが隣人のXさんを護衛する→Aさんはその日の夜にトラックαさんの能力行使で強制転生して風来狩人になる。
3日目:風来狩人になったAさんは風来狩人としての能力でXさんに能力行使したことが無いので翌日再度Xさんを護衛可能。→Aさんはその日の夜にトラックβさんの能力行使で再度壁殴り代行に強制転生する。
4日目:再び壁殴り代行になってしまったAさんは、強制転生以前の2日目夜にXさんを壁殴り代行として護衛しているため、能力を行使済みとして以降も壁殴り代行としてXさんを護衛対象に選べない。
(※なおババが渡って役職変化したときも同様)
・しかし役職「トラック」の強制転生により、人狼系役職が別の人狼系役職に強制転生した場合(例:智狼が呪狼に転生する等)、同一狼による連続襲撃不可設定の村では同一人物による連続襲撃はできない。
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私がTRPGオンラインセッションBGMに使用したフリー音源まとめ
私はTRPGのオンラインセッションする際に、演出用としてフリーのBGM音源を探すことが結構あるのですが、その際に「うわーこの曲とてもいいなぁ、大好きだ。皆にも聞いて欲しいなぁ」と思うことが多々あります。
そういうわけで、せっかくの優良なミュージックを有難く無料で使わせていただく身ですから、せめて宣伝することで作者様にちょっとした還元にならないかな、という気持ちを込めて私自身がGMをした際に卓BGMとして使用させていた音源をこうやって記事にしてまとめることにしました。
(いつもDOVA-SYMDROMEにアップロードされた内で探しているので、そこの曲がほとんどを占めると思います)
皆さんの卓を立てる際の参考に、作業用BGMのお供に、ご参考にされてください。
なお、私はループ不可音源も気にせずセッションで流すタイプなので、ループ対応な曲にはその旨記述してます。
また一部楽曲は容量が10MB以上あり、ココフォリアおよびユドナリウム(※いずれもTRPGプレイ用のブラウザサービス)への直接アップロードしてからの再生は容量オーバーのため不可になります。それら楽曲についても記載しています。
(※mp3の音質を多少下げることでファイルサイズを小さく変換できる、無料のブラウザサービスも世の中には各種あるので各自検索してみてください。私は人間の耳では違いが分からないレベル程度に音質を下げてぎりぎり10MB以内に変換してます)
私の語彙力がだいたい悲しいのでいずれの楽曲様に対しても似たり寄ったりな感想コメントしか出せないのが非常に苦しくて仕方ないのですが、どの曲も素敵なのでぜひ聞いてもらえたら、と思っています。
なおこの記事は私がGMすればするほど楽曲の列挙が増える予定。
システムによっては露骨に作曲者様が偏ってたりと、私自身の好みが露呈している部分もあります。
皆様と良い楽曲様への架け橋になれれば幸いです。
(最終更新:2022/08/06 ストリテラ卓と作曲者様名を明記)
ココフォリアでTRPG「歯車の塔の探空士」部屋を立てる時の覚え書き
↑実際に遊んだときのココフォリアの画像
(今回の記事にシナリオのネタバレや感想はないのでご安心下さい。)
…こんにちは。
今日はこのブログでは初めてのTRPGの話題です。
このブログの記事がやけに比重人狼ばかりなんですけど、一応TRPGゲーマーの端くれですからね私もね。
TRPGとはなんぞや、まで説明するとキリが無いので今日は端折ります。ググれ。
というわけで本題。
今日はこのTRPGを遊んできました。
「蒸気と冒険の飛空艇TRPG 歯車の塔の探空士(スカイノーツ)」。
ゲームの世界観は雰囲気はこの公式PVを見て貰えれば分かるでしょう。
PCたちがジャンク品のパーツで構成した空飛ぶ船「飛空艇」を作り、それに乗って空を冒険したり時々空戦したりするTRPGです。
同じパーツ構成でも、そのパーツをどこに配置するかでPCたちが使う飛空艇の形は人それぞれ。
元は同人作品として生まれたTRPGでしたが、そのオリジナリティあふれるルール構成と、それまでの商業作品TRPGの中で比較的手薄だったスチームパンクというジャンルの新鮮さからも、同人作品であるにも関わらず重版を何度も重ね、更にサプリも出す…という大ヒットを博します。
そして作者が冒険企画局に入社したことでそれに伴ってこの作品も商業化デビューした、という、TRPG作品の中ではきわめて異例のサクセスルートをたどっている作品です。
商業化したことでより皆が手に取りやすくなりましたね。
船のビジュアルイメージとしては、たとえるなら「天空の城ラピュタに登場するドーラファミリーの船」って言えば伝わるでしょうか。
コンピューターゲーで例えるなら私は「サバクのネズミ団」が画面の雰囲気は一番近いと思います。ご存じの人はあれのネズミがPCになったと考えて貰えると(細部は全然違うんですが)、雰囲気近いかなと。
(なんならネズミの獣人だってPCにできます)
他のTRPGでもPCの役割分担はヒーラーとかアタッカーとかありますが、このゲームでは「操舵士」「砲撃手」「整備工」みたいに役割を分担し、ひとつの船を動かすために全員が一致団結する必要がありますので、「やばい今操舵室がガラ空きじゃん!」とか、「誰かそろそろエンジンに燃料補給して!」など、他のTRPGでは味わえない空気感を味わえるのが魅力です。
今回私は、このスカイノーツをオンラインセッションで遊んでまいりました。
私は今まで同人版を数度GM・PL両方経験してきましたが、商業版且つオンラインセッションは初めてだったのでドキドキしながらの卓でした。
今回はそんな卓を立てる際でのメモやらチャットパレットやらの覚え書きをここに残しています。(最初に書いたとおりこの記事にシナリオネタバレや感想とかはないです)